【バジル】初心者プランター家庭菜園 実践記
プランター家庭菜園の初心者が、バジルを栽培する実践記です。
バジルは、室内での水耕栽培だと、種から育てる人も多いようですが、今回は、初めてだし、プランターなので、バジルの苗を購入しました。
ひとくちに、バジルと言っても、レモンバジルやホーリーバジルをはじめ、いろいろな品種がありますが、今回は、スイートバイルの苗にしてみました。
さわなかな甘い香りが特徴で、一般的に、単に「バジル」と言った場合には、このスイートバジルを指すことが多いようです。
バジルの育て方(プランター)
バジルは、インドや熱帯アジアなど、わりと暑い地域原産のシソ科のハーブ(香草)です。(シソ科メボウキ属)
本来は、多年草なので、一度植えると、何年も成長を繰り返しますが、日本の冬は、寒くて越せないので、日本では一年草扱いになっています。
バジルを育てるにあたって頭に入れておきたい特徴
- バジルの生育適温は20度〜25度
- 日当たりが良い場所を好む
- 乾燥には弱い だけど
- 水をやりすぎると根腐れする
- 肥料が足りないと葉が黄色くなる
バジルを育てる時のプランターの大きさ
バジル1苗あたり、土容量10Lを目安に、プランターの大きさを選ぶのが一般的。
土容量10Lだと、例えば、以下のようなプランターサイズになります。
- 正方形型プランター:幅30×奥行30×高さ26
- 長方形型プランター:幅55×奥行22.5×高さ18.3
- 丸型プランター:直径37×深さ29.8
※単位はcm
プランターでのバジルの植え方
バジルは、水をやりすぎると根腐れするハーブなので、水はけをよくするため、プランターでは、まず、鉢底石を入れ、その上から、野菜用培養土を入れるのが基本です。
私の場合は、鉢底石の代わりに赤玉土を使いました。
赤玉土の場合は、石と違って、水分を含むので、水切れ対策にもなります。
プランターの縁から、2〜3cmを残して、野菜用培養土を入れたら、バジルの苗ポットと同じサイズの穴を掘ります。
穴が掘れたら、バジルの苗を、人差し指と薬指の間に軽く挟んで、苗ポットを逆さにします。
すると、バジルの苗が、ポットから出てくるので、根鉢を崩さないように気をつけながら、あらかじめ掘っておいたプランターの穴に入れます。
株元に土をかけて、軽くおさえれば、バジル苗の植え込みは終了です。
プランターでバジルを育てる時の水やりの頻度
バジルは、水をやり過ぎると、根腐れをおこしてしまいますが、基本的には、乾燥に弱いハーブなので、水やりは重要です。
プランターでは、土の表面が乾いたら、プランターの底から水が流れ出るまで、たっぷりと水やりしましょう。
スイートバジル栽培 実践記
プランターでのスイートバジル栽培で、実際にやったことや、考えたことなど、日々の作業の記録です。
スイートバジルとミニトマトを寄植えで栽培
今回のスイートバジルは、ミニトマトと一緒のプランターに寄植えで栽培しています。
バジルとトマトは、一緒に食べてもおいしいですが、一緒に育てるのも相性がいいコンパニオンプランツになっています。
バジルの香りが、一部のアブラムシや、トマトの葉っぱを食べてしまうテントウムシダマシを寄せ付けないようなので、一緒に植えてみたのですが、バジルの方が、虫食いの被害に合ってしまいした。
バジルが虫食い被害に!
バジルの虫食い被害は、植えてから4日目の雨の日から始まりました。
葉っぱのところどころに、黒いものがのっていたので、これが虫かと思って、ガムテープで取っていたのですが、どうやら、これは、フキノメイガの幼虫の糞のようです。
「新芽のあたりに、潜んでいることが多い」ということまでは、わかったものの、未だに、本体の幼虫は見つけられず、駆除できずにいます。
とにかく、ことごとく、柔らかい新芽を食害していくので要注意。
コンパニオンプランツとは言え、バジルをプランターに植えて、外で育てる場合は、虫の被害に遭いやすいことを学びました。