【パセリ】初心者プランター家庭菜園 実践記
パセリを育てたことがない初心者が、家庭菜園でパセリを育てる実践記です。
パセリは、室内の水耕栽培で、種から育てたりも出来ますが、今回は、パセリの苗を買って、プランターで育てる栽培方法です。
葉っぱが平らなイタリアンパセリなどもありますが、買った苗は、葉っぱの部分が、モコモコして縮れた感じになっている、ごく一般的なカーリーパセリの苗です。
パセリの育て方(プランター)
パセリは、地中海沿岸が原産地と言われるセリ科の二年草です。
耐寒性や耐暑性に優れているので、比較的育てやすく、以下のような特徴があります。
- 生育適温は15度〜20度
- 寒さや暑さに強い
- 日光が当たりすぎると葉が固くなる
- 明るい日陰だと葉が柔らかになる
- 乾燥すると下葉が黄色くなる
パセリを育てる時のプランターの大きさ
パセリの根は、下に向かって真っすぐ伸びるので、プランターは、深さ15cm以上のサイズを選ぶのが一般的です。
プランターの大きさの目安は、以下の通りです。
- 直径30cm、土容量10Lくらいの丸型プランターなら1株〜2株
- 横幅60cm、土容量14Lくらいの長方形プランターなら2株〜3株
プランターでのパセリの植え方
プランターに水はけを良くするための鉢底石を入れ、その上から野菜用培養土を入れます。
培養土は、水を入れた時に、溢れないようにする「ウォータースペース」を確保するために、縁から3cmくらい空くようにして入れます。
パセリの苗ポットと同じくらいの大きさの植え穴を掘ります。
植え穴が掘れたら、苗ポットの底を左手で持ち、右手の人差し指と中指の間に、パセリの苗をはさんで、右手を上からかぶせるようにして持ちます。
※左利きの方は、右手と左手を逆にして下さい。
その状態で、苗ポットをひっくり返すと、パセリの苗が出て来ます。
パセリの苗が、苗ポットから出てきたら、根を傷つけないように、そっと植え穴の中に入れます。
あとは、地表と同じくらいの高さになるように土をかぶせて、軽くおさえれば、植え込みは終了です。
複数株のパセリを植える場合は、株と株の間隔を20cmくらいあけます。
プランターでパセリを育てる時の水やりの頻度
パセリは、暑さには比較的強いものの、乾燥には弱いので、プランターの土の表面が乾いて来たら、たっぷり水をあげるようにしましょう。
土が乾いているかどうかは、表面を手で触って確かめる方法のほか、土に割り箸を指すやり方もあります。
土に割り箸を差して、割り箸に土がたくさんついてくるようであれば、その土は、まだ、水分を多く含んでいます。
パセリ栽培 実践記
プランターでのパセリ栽培で、実際にやったことや、考えたことなど、日々の作業の記録です。
パセリとナスを寄植えで栽培
今回のプランターでのパセリ栽培は、コンパニオンプランツであるナスと一緒に植えてみました。
パセリの特徴に「明るい日陰を好む」というのがありましたが、ナスと一緒に植えると、ナスの葉は大きので、自然に日陰ができます。
また、ナスは、セリ科を好むキアゲハを遠ざけてくれるので、害虫予防にもなる組み合わせの寄植えです。
プランター栽培のパセリを収穫
パセリの苗を植えてから、10日後くらいに1回目の収穫をしました。
※葉っぱは、一緒に収穫した青じそです。
パセリの場合は、本葉が12枚以上になったら、収穫できます。
収穫する時は、外側の下葉からかき取っていき、少なくとも本葉が10枚以上残るようにします。